Repair of the world~フルート吹きの魔法使い2~

「すみません!誰か、誰かいませんか!?」

いくつかのテントに声を掛け、ある一つのテントに同じように声を掛けると、少しの間を置いて、その扉は開かれた。

「・・・誰だ?・・・!!」

目の前に現れた男性に、私は息を飲む。
同じく、その男性も私を見て目を見開いた。

見慣れた顔。
と言っても知り合いというわけではない。
私が元々いた世界、日本特有の顔が目の前にあったからだ。

日本人・・・?
日本人がここにいる!!

「お前・・・、もしかして・・・」

「あなたもしかして、日本の・・・」

私がそう言うと、目の前の男は大きく頷いた。

「・・・ああ、そうだ、そのまさかだ。しかし俺以外にもこの世界に同じ世界から来た人間がいたとはな。まず入りなさい。詳しい話は中でしよう」