次の日に 僕がまた公園に行くと、 二つしかないブランコの一つに また右頬にアザがある女の子が座っていた。 その女の子は、 思いつめた顔で じっと下を向き、 静かにブランコを揺らしていた。 どうして、 またこの子が……。 人気のない 小さな公園にいる人なんて、 僕とこの子しかいなかった。 僕はいつも座る ブランコの近くに立って、 しばらくその女の子を見ていた。 ずっと下を向き、 ブランコを揺らしているこの子は、 いったい何を考えているのだろう?