僕は口汚く 罵られ、 蹴られ、殴られ、泣いていた。 ようやく母の怒りが 収まり、 母が部屋から出ていった頃、 僕のシャツは、 僕の血で赤くなっていた。 僕はこんな家から 早く出て行きたかった。 でも僕には、 この家しか 帰る場所がなかった。 親は子供を 愛しているっていう 偽りの言葉は、 誰が最初に口にしたのだろう。 大人たちは、 いつも嘘をつく。 だって、 親は子供を 愛してなどいないから……。