怖い短編集

車を走らせること二十分。







私はようやく、

まばらに車が走る

国道にやってきた。








私は、このまま車を走らせ、

たくさん人がいそうな

ファーストフード店に

逃げ込もうと思った。









一人では、

あまりにも心細い。








私は、

たくさんの人がいる場所で、

一夜を過ごしたかった。