サバイバル学園

私の10メートル先にいたのは、体長1.5メートルほどのヒョウだった。




私はそのヒョウと目が合ってしまったとき、身体から血の気が引いて、息が詰まった。




もしもあのヒョウに襲いかかられたら、私はなす術なく食い殺されると思ったから……。




〈 逃げるべきかしら?

それとも…… 〉




私はカタカタと震える手で、ライフル銃を握りしめた。




〈 逃げても、どうせすぐに追いつかれる。

それならば、私は戦いたい! 〉