私は自分の夢を叶えたくて、このサバイバルイベントに参加した。




私の夢はダンサーになること。




私はいつの日か、日本一のダンサーって、呼ばれたい。




そのために私は、毎日、ダンスの練習をしている。




だけどさぁ、私が本気で練習をすればするほど、私は自分の夢と現実の隔たりに愕然とするんだ。




私の理想は高いけど、私はどこにでもいる平凡な高校生ダンサー。




嫌になるよね、現実って。




私がそんな思いを抱えながら、毎日を過ごしているとき、私は学校でサバイバルイベントのポスターを見つけたんだ。




参加しようって、私は思った。




もしも、国が私の夢を後押ししてくれるならば、きっと私の夢は叶うから。