サバイバル学園

風に煽られ、眼下でゆらゆらと揺れている頼りない一本のトラロープ。




こんなものに自分の命を預けたオレは、バカなのかもしれない。




だけど、今さらそんなことを思っても、もう引き返せない道だから、オレは意識を集中させて、壁づたいに校舎を下りていこうと思った。




朝陽学園の校舎から抜け出せば、オレは自由になれるから……。




そうしたらオレは、もう一度、バスケをやれるから……。