サバイバル学園

〈 オレが校舎の屋上から下りている途中で、このトラロープがほどけたら、オレは死ぬんだ…… 〉




オレはそう思うと、怖くなって、何度も何度も、トラロープを手すりに縛った。




〈 ロープがほどけないとも限らない。

ロープが切れないとも限らない。

オレの手がすべらないとも限らない 〉




考えれば考えるほど、オレの頭の中にに悪いイメージばかりが浮かんで、離れなかった。




〈 オレは死ぬかもしれない。

だけど、行かなくちゃ…… 〉




オレは早鐘を打つ心臓の鼓動を感じながら、校舎の屋上の手すりをつかみ、その手すりを乗り越えた。