サバイバル学園

「虎男、オレたちは別校舎にある食堂で、イヤなものを見ちまったんだ。

やっぱりこのサバイバルイベントは、クソだぜ。

オレたちの行動は、校舎の中にある五十の隠しカメラで、たくさんの人に見られ、録画されているんだ。

食堂で、臨時教師のヤローが、モニターでオレたちを監視していやがった。

本当にクソだせ、あのヤロー」




「食堂には、オレたちを監視するモニターがあるのか?」




「そうだよ、虎男。

オレは臨時教師の北村にそのモニターを見させてもらったんだ。

オレたちが、怯えて、苦しんで、そして死んでいく様子をあいつは、楽しんで見ていやがるんだ。

そんなのって、許せねぇよ。

絶対に!」




ハヤブサはそう言って、顔をしかめて下を向いた。