サバイバル学園

僕は3年6組の教室の前に立ち、長い草が生い茂る教室内の疑似ジャングルを見ていた。




今、自分が立っているところから教室内を見る限り、教室内に猛獣がいる気配はない。




僕はそのことにホッとしながらも、教室内に入っていくのをためらった。




僕は基本的に弱い人間だ。




クラスメイトと争うこともできない僕が、猛獣と戦うことなんてできるはずがない。




僕はこの疑似ジャングルの中に足を踏み入れなくてはと思いながらも、足が震えて、最初の一歩を踏み出せなかった。