サバイバル学園

僕の周辺では、猛獣が現れた様子はなく、静かな時間がゆったりと流れた。




そんなとき、一階の昇降口の方から銃声が聞こえてきて、僕は猛獣が現れたことを知った。




やっぱりこの校舎内には、猛獣がいるのだ。




それはライオンなのか、トラなのかもわからないし、何頭いるのかもわからない。




そう思うと、僕の心臓は早鐘を打ち、僕は心から早く誰か死んでくれと、願っていた。




僕は、赤虎やハヤブサみたいに強くない。




僕は、毒マムシみたいに、威張れない。




僕はまるでリスのように、コソコソと生き、ソロソロと逃げ出す小動物。




だから僕は猛獣とは争わないし、武器も探したりはしていない。




〈 早く、誰か死ねよ! 〉




そんな願いだけが、僕の唯一の武器だった。