サバイバル学園

「何のために、こんなことを……」




オレはぼそりと、そうつぶやいた。




「それは素晴らしい映像を撮って、残すためよ。

食物連鎖、弱肉強食、生きるとは、死ぬとは……。

そんなことを考えさせるために、このサバイバルイベントは存在しているの。

あなたたちが、戦って猛獣を倒したり、
逆に襲われて、命を失ったりする映像は、国によって管理されて、永遠に残るの。

ねぇ、それって、素晴らしいことだと思うでしょ」




〈 バカやろう!

いったい、何が素晴らしいんだ! 〉




オレはそう思って、固く拳を握りしめた。