サバイバル学園

「止めろ、チョロ助!

この臨時教師を殴って、お前が死んだら、お前の死は、ただの犬死にだ。

無駄に死ぬんじゃねぇよ!」




「で、でも、ハヤブサさん。

オレはこの怒りをどこにぶつけていいか、わからないですよ。

オレたちとこの臨時教師の命は、同等じゃないんですか?

命って、みんな同じだけの価値があるんじゃないですか?」




「フフフ……」




北村先生はチョロ助の言葉を聞いて、笑った。




「テメェ、何がおかしいんだ!」




チョロ助が怒りに任せて、そう言ったとき、北村先生は感情が込もっていない声で、サラリと言った。




「田代翔太くん、人間の命の価値って、みんなが同じじゃないのよ。

学校では教えてくれないでしょうけど」