サバイバル学園

「舞子は猛獣と戦うことに、ドキドキするか?」




「変なこと言わないでよ。

私は虎男みたいにバカじゃないの!」




「もしもオレたちが、サバイバルイベントで生き残ったら、もう一度、校舎の屋上に星空を見にいこうぜ」




「こんな危険な状況のときに、何言ってるのよ!」




「昨日の約束だよ。

オレは舞子との約束を守る。

だから、舞子もオレとの約束を守れよ」




オレがそんなことを言いながら、まるで草原のように姿を変えた昇降口に来たとき、オレはドキリとして立ち止まった。




「舞子、あそこにトラがいる!」




オレは小声で舞子にそう言って、一頭のトラを指差した。




「虎男、あのトラはまだ私たちに気づいていないけど、私たちに逃げるっていう選択肢はないのね」




「当たり前だろ、舞子。

敵を倒して、生き残りの確率を上げていくって決めたんだ。

作戦に変更なしさ」




オレはそう言って、機関銃を構えた。




「ヤツを倒そう。

オレたちなら、きっとできるから」