ハヤブサ、学ちゃん、レスラー、チョロ助、舞子、美愛。




オレは絶対に仲間を失いたくはなかった。




もしも仲間が死ぬようなことがあったなら、オレは一生、後悔するから……。




「取りあえず、オレたちは3年1組の教壇の上にあるノートに名前を書こうぜ。

ミッションクリアーに近づくためによ」




オレはそう言って、ライフル銃を片手に席を立った。




「虎男、お前はどんだけの猛獣がいるかわからない教室の外に行くつもりか?」




学ちゃんがオレの後ろからそう言ったとき、オレは振り返って学ちゃんに答えた。