〈 何だよ!

一体、何が起きたんだよ! 〉




オレは身の危険を感じて怯えていた。




〈 もしかして、この鉄の首輪は本当に爆発するのかよ!

嫌だよ、オレはまだ死にたくない! 〉




オレの首に巻きついている首輪から、チカチカと赤い光が、点滅を続けていた。




〈 北村先生、頼むからこの不気味な赤い光を止めて下さい。

オレの首に巻きついている鉄の首輪が爆発する前に…… 〉




「さよなら。

自暴自棄なおバカさん」




北村先生がそう言ったあと、鉄の首輪は爆発し、オレの思考は停止した。