サバイバル学園

「みんな、話を聞いてくれ。

オレは今、みんなの食事を持ってきた。

でもここにあるのは、四人分の食事で、全員が食べることはできない」




熊田先生はオレたちにそこまで言うと、一旦、言葉を区切って、また話し始めた。




「本当はその四人分の食事をみんなで分けるというのが、平等なのだとオレは思う。

だけど、このサバイバルイベントの方針で、それはできないんだ……」




「熊田先生はそれでいいのかよ。

熊田先生はわざわざオレたちに、トラブルの種を持ってきただけじゃないか!

数が限られていれば、争いが起きる。

そんな当たり前のこと、熊田先生だってわかるだろ!」