「次のミッションが始まるまでの間、みなさんには授業をしてもらいます。

高校生のみなさんには、素晴らしい授業を受けてもらいたいと、私たちは思います」




「ふざけるなよ!」




校内放送を聞いて、ハヤブサが立ち上がって叫んだ。




「オレたちは、仲間を殺されてるんだ。

そんなときに、授業なんて受けれるかよ!」




ハヤブサはそう言った次の瞬間、悲鳴を上げて、床に倒れ込んだ。




「どうしたハヤブサ。

大丈夫か?」




オレがそう叫んだとき、途切れていた校内放送が再び流れた。