【完】お前だけは無理。


怪我をした自分を恨む。


私は今から、汚れちゃうんだ。




………、いや…だよっ…



「っ…やだ、っ…和君っ…!」



今出せる精一杯の声で、届くわけない人に助けを求めた。

何時だって、助けを求めるのは貴方しかいない。

でも、去ってしまったあの日から…一度も来てはくれなかった。


当たり前だよ…だって私、嫌われてるんだもん。

勝手に想って、情けなく助けてだなんて、和君にとったらいい迷惑の他ない。

誰も、助けになんて…