【完】お前だけは無理。


…う、そ。


目の前には、私に覆い被さる浩太君。


これ、は…


流石に危ない状況だと判断はしたものの、逃げ道がわからず下唇を噛む。


浩太君…どうして、こんなことっ…



「雪ちゃんさ、俺のこと避けてない?」



図星を突かれ、何も言えず視線を逸らす。

そんな私の反応に、浩太君は鼻でふっと笑った。


なんだか、浩太君…怖い。

とにかく…逃げなきゃっ…。