【完】お前だけは無理。


テキパキ私の傷を手当てしてくれた浩太君に、「ありがとう」とお礼を言う。


なぜか保健室の先生が不在で、二人きりの保健室。



「それじゃあ私…先に戻るね…」



なんだか浩太君と二人きりのというのが気まずくて、足早に去ろうと立ち上がった私。


…だったけれど、



ーーーーーガシッ。



「えっ…」



腕を掴まれ、後ろに引かれる。


ドサッ…と、そのままベッドに押し倒された。