みるみる縮まって行く距離、気づけば既に目の前にいる先生を、訳が分からずじっと見つめた。

それが、逆効果であったとも知らず…。




「んふふ…堪らない、堪らないわねその怯えた表情…ほんっとに、あなたいつ見ても可愛すぎる!」



「えっ…わっ!?こ、校長?」



「んふふ〜、なぁに?わからないことや困ったことがあればなぁ〜んでも聞いてっ」



「あ、あの…新入生代表の事で…」



「………あら。そういえばそうだったわね、忘れてたわ」