「これ以上近づいたら、白川を下に落とすぞ…!」 足についていた鎖を外され、私は先生が手を離せば今にもここから落ちてしまう状態になった。 ここは、マンションの4階くらいだろうか。遠くに見える地面に、声すら出ることを拒む。 「お前…自分がなにしてるかわかってんのか!」 「…白川を殺して俺も死ぬっていうのも、悪くないからな」 …ダメだ、この人、本気だ。