でもね、和君がいなくなったあの日は。 生まれてから、一番悲しい日なった。 ひとりぼっちになったのだと、思った。 「どうしてお前がッ…!」 「うっせーな。お前が雪を気持ち悪い目で見てんのなんて、とっくの前から気づいてんだよ」 ーーお願い。 もうこれで、迷惑をかけるのは最後にする。 和君の言うこと、なんでも聞く。