【完】お前だけは無理。



「ぐっく、っ…」と、悔しさをかみしめるように声を漏らす先生。

私の身体の震えは、もう尋常ではなかった。



「あいつも白川が好きなんだろうなぁ。でももう白川は俺のものだ…俺の…はははは!!」



お、おかしいっ…

この人、イかれてる…。


高笑いが、部屋中に響く。


私は恐怖を鎮めるように深呼吸をして、大丈夫、大丈夫と心の中で何度も呟いた。