自分に起こった事態を、私は理解した。 「先生、学校を辞めてきたんだ。心配することはない、貯金もちゃんとある。これからは、二人で生きていこう」 この人、完全に頭がおかしくなっている。 私を見ながら息を荒げる先生を見て、全身に鳥肌がたった。 逃げなければと、私の全身が危険だと叫んでいる。