和君、鍵は持って行ってるみたい。 玄関のクローゼットの上にスペアキーらしきものがあって、私は鞄の中に入っているレター用紙にボールペンを走らせた。 制服は、綺麗に洗濯されていて、アイロンもかけてくれている。 ありがとう…和君。 心の中でそう呟いて、帰る支度を済ませた。 家のポストに、鍵を入れる。 …よし、帰ろう。 私は、足を前へと踏み出した。 今日は、晴れでもなく、雨でもなく、天気は曇り。