【完】お前だけは無理。



次の日、目が覚めたのは朝の9時だった。

起きたら和君はすでにいなくて、残されたのは手紙が一枚。


この前と…一緒だ。



【俺が帰ってくるまでは大人しく寝てろ】



それだけが書かれていて、私は書かれている文字をそっとなぞった。

…帰ろう。


置き手紙にはこう書かれているけれど、これ以上は私も、迷惑をかけたくない。

また『うざい』って、言われたくはなかった。


玄関に行って、扉が閉まっていることを確認する。