【完】お前だけは無理。


「私のお父さんなんだもん…私にだって、知る権利くらい「あーもううるせぇな。お前のそういうとこ、本気でうざいから」



私の声をかき消すようにそう言って、和君は部屋を出て行ってしまった。


バタンッ!と、勢い良く閉められた扉。


…一人残された部屋で、溜息が溢れる。


なに、やってるんだろ…私。


なんだかもう、うざいって言われるのも慣れちゃった。