【完】お前だけは無理。



おかゆから、少し焦げた味がして、それがなんだかとても愛しくて。

和君、料理苦手なのかな…?


そのおかゆは、一生懸命作ってくれた味がした。



「なぁ」



沈黙を破った和君の声は、喉から振り絞って出したような、そんなもの。


「…お前の、お父さんと、俺のばばあのことだけど…」



ーードキリ。


心臓が、大きく脈を打つ。