【完】お前だけは無理。



「で、でも、これ以上お世話になるのは申し訳ないよ…」


「別に世話なんかしてない。…はぁ、もう頼むから、大人しく寝てくれ」



…ぅ。

なんだか、これ以上抵抗する方が和君にとっては迷惑なってしまう気がして、大人しく従った。





二人きりの室内。

気まずさで、少し息苦しい。


窓から差し込む月の光が、その静寂を引き立たせているようだった。

私はお風呂を借りて、和君が作ったおかゆもいただき、体調はもうすっかり良くなっていた。