【完】お前だけは無理。




「和君も食べる?はい、あーん」

「ちょっ、バカ!周り見てるだろ…」


…?そうかな?

和君の顔は、かき氷みたいに真っ赤だった。





「雪!お待たせ!」

「和君、おつかれさま」



学園祭が終わって、私は学校の食堂で和君の終わりを待っていた。


和君が駆け寄ってきて、思わず頬が緩む。



「さ、帰るか?」



和君の言葉に、頭を縦に振って、立ち上がる。


私たちは、他愛もない話をしながらマンションまでの道を歩いていた。



「もう6月も終わりだなぁ」

「早いね。7月かぁ…」



7月と言えば、七夕か。