【完】お前だけは無理。




「雪ちゃん…!」


「おばあちゃん!」



どうして…おばあちゃんが?

それ、に…



「これは?」



私は、ベッドを指差してそう聞いた。


おばあちゃんはまさに顔面蒼白と言った表情で、目を手で隠すように覆う。

そして、おばあちゃんの口から飛び出た言葉に、私は頭の中が真っ白になった。




「お母さん、だよ…」







…え?



「お、母さん…」




おばあちゃん、なに言ってるの?


白い布のせいで、顔が見えない。

けれどもよく見ると、髪型、そして耳についているピアスは、お母さんのものだった。