【完】お前だけは無理。



ーーーー…



「雪ちゃんいる〜?」



お昼休み。

三人で、お弁当を食べていた時だった。



「ゲッ、真人」



教室の入り口にいる、私を探す瀧川先輩に気づき、楓ちゃんがうざったそうな顔をする。

瀧川…先輩?



「はい…!」



なんだろう…?

お箸を置いて立ち上がり、先輩の元へ。


私を見つけた瀧川先輩は、笑顔を浮かべた。



「あー、いた!いや…あのさ、んー…なんつーかちょっと心配で…」



心…配?

もしかして…朝のことかな?



「今日和哉に言われたこと、気にしなくていーよ?なんかあいつ様子変だったしさ」



わざわざそれを言いに来てくれるなんて、いい人だなぁ…と思いながら、お礼を言う。