【完】お前だけは無理。



「和、君」



目の前に、いる。

ずっとずっとずっと…会いたくて仕方なかった、

……和くんが……いる。




壁にもたれかかり、顔を手で覆いながら、頭を抱えるように座り込んでいる。


最後に会った時と比べて、身長も伸びていて、髪型も少し変わっていて、

でも…それでも…確信した。



「和くんっ…!」




…目の前にいるのは絶対、和君だと。


私が待ち望んだ、世界で一番、大好きな人だと。