【完】お前だけは無理。



「雪ー?何してんの?」



楓、ちゃんたちっ…!


ちょうど階段を降りている時、背後から聞こえた声に振り返ると、そこには今登校してきたらしい楓ちゃんと瞳ちゃんの姿が。


二人なら…知ってるかな?



「どうしたの?そんな慌てて…」


「あのね、生徒会室知らないっ…?」



どうやら、二人は知っている様子。



「おー、知ってるけど。えーっとな…4階の一番端。こっちからだから…右の方向行ったらあるぜ!」


4階の…右端?





……… な 、んで …?


おかしい、それじゃあ…この前の言ってたことと、合わない。



「雪…?どうかしたの?」



呆然とする私に、心配しているような瞳ちゃんの声。