【完】お前だけは無理。



「じゃあ、どうし「とにかく、手伝いはやめるんだ」



理由を聞こうとした私の声を、和君のイライラした声が遮った。



「わかったか?」



もう私には何も言わせまいと、追い打ちをかけてくる和君。

その声は、ドスが効いてるみたいに低くて。


一瞬萎縮した私だったけれど、すぐに反論した。



「でも、そんな無責任なことっ…「ダメだ」



和君…。

またしても、言う前に切られてしまう台詞。


私が協力しますって言ったんだもん。

やっぱり出来ませんだなんて、そんなの無責任だよ…


和君の言うことは聞きたいけれど、私にもポリシーがあって…



「一週間、だけだよ?」



そう言って見上げれば、和君が苛立ったように私と視線を交わせた。