【完】お前だけは無理。



相変わらずオーバーなリアクションを取る先生に、私は一人あたふた。



「ありがとう。今日から一週間、よろしく頼むな」


「はい!」



笑顔でそう言った先生に、私も笑って頷いた。







「みんな!今日から河口のいない間、ピアノを弾いてくれる白川だ」



合唱部は、第二音楽室で行われているらしく、中に入ると20人程の生徒がいた。


みんなの前で紹介され、頭をぺこりと下げる。


先輩…ばっかりだろうな…。

入学してからまだ2日しかたっていないので、きっとそのはず。


先輩たちは私を見ながら、何やらボソボソと話し始めた。

な、何言われてるんだろう…