「雪ピアノ弾けるの?」 「うお!かっけー!」 隣で驚いている二人に、えへへ…と笑う。 室内はザワつき、何人かのクラスメイトが私に近づいてきた。 「白川さんってピアノも弾けんの?さっきの体育足もめっちゃ速かったよね!」 「首席だし、なんでも出来るんだー!」 「ねぇねぇ、なんか弾いてよ!」 「え、え?今?」 急にそんなことを言われ慌てふためくと、みんながうんうんと頷く。