少し凹みながら、じっと席に座る。 ……ただ、なんだか気になって仕方ないいろんなところから感じる目線。 なんだろう…こそこそ言われてる気がする…。一人だけ変なところに座ってるからかな…恥ずかしい。 「あの子可愛くね?」 「思った!…やばい」 「超キレイじゃん。3組だ」 まさかそんな事を言われているなんて知る由もない私は、静かに式の進行を待った。 「ーー…以上で、校長による式辞を終了いたします」