【完】お前だけは無理。


でも…浩太君って呼んでるのは…?



「……なんでもない。俺行くから」



どうやら答えてくれる気は無いみたいで、保健室から出て行こうと歩き出す和君。



「待ってっ…!和君!」



私は咄嗟にそう叫んで、引き止めた。



「昨日は…ごめんなさい。感じ悪かったよねっ…」



昨日のこと…まだ謝ってない…。


次会ったら謝ろうって決めてたこと。ちゃんと言えた。


和君は振り返って、苦しそうな顔をしながら私を見る。

どうしてそんなに苦しそうな表情をしているのかは、私にはわからない。