目なし女の消えない呪い

美月がそんなことを考えているとき、美月のスマホに電話がかかってきた。




美月に電話をかけてきたのは、拓也だった。




「美月、グループLINEを見たか?」




美月は拓也のその声に、自分の胸の中にある不安をぶちまけた。




「拓也、何なの、あの殺人動画は?

あの殺人動画に出てきた瞳のない女子高生が目なし女なんでしょ。

目なし女はアイスピックを持って、愛子の瞳を……」




「今のオレたちにはその殺人動画よりも、その後の目なし女からのメッセージの方が大事だよ。

ねぇ、美月。

どうして美月は、目なし女に憎まれているの?」