目なし女の消えない呪い

【私が笹原高校の生徒の中で最も憎いのは、倉本美月。

私の呪いを解きたければ、倉本美月を問いただせ!】




美月は目なし女のそのメッセージを読んで、心臓がドキリとはね上がり、身体中から冷たい汗が噴き出してきた。




〈 どうして?

どうして私なの?

私はこのグループLINEに入るまで、目なし女なんて知らなかったのに……。

どうして私が憎まれているの?

どうして? 〉




美月は何度自分に問いかけてみても、答えの糸口さえ見つけられないその謎に、動揺しながら震えていた。




目なし女のそのメッセージのとなりにある既読の数字は、もうすでに百を越えていた。




〈 私は明日、みんなから目なし女との繋がりを訊かれるのかしら?

でもそのとき、私はみんなに何て答えればいいの? 〉