目なし女の消えない呪い

美月はその衝撃的な動画を見て、心臓が壊れたドラムのように鳴り響くのを止めることができなかった。




誰かのイタズラとか、そんな生易しいものではない禍々しい呪いが、笹原高校の三年生に襲いかかっていることを美月ははっきりと自覚していた。




〈 目なし女って、あの眼球がない女子高生のことなのね。

あんな子が、生きて存在している女子高生なはずはない。

だったら目なし女って、何者なの?

どうすれば、私たちは、この呪いから逃れられるの? 〉




美月がそう思ったとき、美月は殺人動画の下にあるLINEのメッセージに気づいた。