拓也は美月からのメッセージを読むと、スマホを机の上に置き、ベッドの上に横になった。




拓也の生活の中心は、サッカーと美月だった。




〈 美月のヤツ、オレに期待してやがるな。

オレも美月にいいとこ見せてやらないとな。

次の試合は、絶対に勝つぜ 〉




拓也がぼんやりと天井を見つめ、そんなことを考えているとき、拓也のスマホから着信音が聞こえてきた。




〈 また美月からのLINEかな? 〉




拓也がそんなことを考えながら起き上がり、スマホを手に取ると、拓也はLINEのグループに招待されていた。




【目なし女があなたを『目なし女の呪い』に招待しました】




〈 何だよ、気味が悪い。

目なし女って、何者だよ。

誰がこんなグループに参加するかよ! 〉




拓也はそう思って、その招待を拒否しようと思ったが、拓也がスマホを操作をする前に、『目なし女の呪い』というグループLINEに、拓也は参加させられていた。