目なし女の消えない呪い

【私はグループLINEを解散しようと思う。

私はもう、笹原高校の生徒を呪わない。

命がけで、私を見つけてくれた人がいたから……】




美月は拓也と体を寄せあい、目なし女のメッセージを夢見心地で読んでいた。




【倉本美月、島田拓也、私を見つけてくれてありがとう。

あなたたちは、私の過去を探り、私の悲しみを理解してくれた。

私はそれに満足したい。

私は悲しい目なし女。

私はもう二度と、人前には現れない】




「美月、呪いが解けた!

目なし女の呪いが解けたんだ!」




拓也がそう叫んで、美月を強く抱きしめた。




美月はようやく悪夢から開放されたことにほっとして、体の力が抜けていた。