目なし女の消えない呪い

「長島優子、美月には手を出すな。

美月はお前の敵じゃない!」




拓也がそう言うと、目なし女は頭を両手で抱え、洞窟中に響くような叫び声を上げた。




その叫び声は、まるで目なし女のやりきれない思いを表しているかのように、悲しく、切なく、やるせなかった。




拓也はその叫び声が響く中、全力で美月の元に走った。




拓也は美月を守ることだけを考えて……。




目なし女の悲痛な叫び声が、いつの間にか美月を憎む殺意のこもった叫び声に変わった。





そして目なし女は、振りかぶたアイスピックを美月の瞳めがけて振り下ろした。