目なし女の消えない呪い

美月はようやく、目なし女が瞳を奪われた理由を知った。




長島優子は瞳にアイスピックを刺されたとき、どんな気持ちだったんだろう?




美月の頭の中に、そんな思いが浮かんで消えなかった。




「両方の瞳を奪われても、長島優子はまだ生きていたわ。

でも、長島優子の目が二度と見えないことをその場にいる全員がわかってた。

みんながその事実に怯えていたわ。

でも、みんなが怯えているそんなとき、陽平が私たちに言ったの。

『長島優子を殺そうぜ』って……」