目なし女の消えない呪い

麻美子のその言葉で、今まで完全に閉じていた事件解決の道が、少しずつ開いていくのが美月にはわかった。




「お母さん、それってどういうことなの?」




「長島優子はイジメられっ子だった。

長島優子は、暗くて、醜い顔の女だったから。

クラスメイトはみんな長島優子をからかって遊んだわ。

そんなある日、長島優子はついにキレたの。

心の内に閉じ込めていた不満を爆発させたの」




「麻美子、止めるんだ!」




秀雄がそう言ったが、麻美子はかまわず、話を続けた。