目なし女の消えない呪い

【私は今から、あなたたちに会いにいく。

あなたたちの瞳を奪うために……】




夏海は目なし女からのメッセージを読むと、泣きそうな顔で、千鶴に言った。




「千鶴、目なし女が来るよ。

私たちの瞳を奪いに……」




千鶴も目なし女からのメッセージに冷静さを失っていた。




「ヤバイよ、夏海。

早くどっかに逃げよう。

目なし女がここに来る」




「でも千鶴、私たちはどこに行けばいいの?

どこに行けば、目なし女から逃れられるの?」




「それは……」




千鶴が夏海への返答に困ったとき、誰かが階段を上ってくる足音が夏海の部屋に聞こえてきた。




夏海と千鶴は、その足音に気づき、息をのんで、その足音に耳を澄ました。